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認定日請求の事例

2016年12月2日 

みなさん、こんにちは。

 

 

今日は認定日請求の事例についてお話しします。頚椎症性脊髄症(50代・男性)のケースです。

 

イメージ画像

 

この男性が発病したのは4年前です。自宅にて重い物を持ち上げた際、両手にしびれを感じたのがきっかけでした。右手に違和感があり、肩より上に上がらなくなったのです。

しばらく様子を見ていましたが、徐々に下肢にもしびれが出現し始めました。不安に思った男性は病院を受診。MRI検査を行ったところ、医師より頚椎症性脊髄症を指摘されました。

その後手術が行われましたが、再び悪化し、新たな頚椎症性脊髄症が見つかります。

 

男性は障害者手帳を取得する際、医師より障害年金を勧められ、自ら請求を行いました。

この男性の初診日は平成24年5月1日です。つまり、障害認定日は平成25年11月1日になります。認定日請求を行った結果、認定日当時は3級、そして現症の等級も3級というものでした。

男性は現在の症状だけを見れば認定日当時よりも軽快していますが、認定日当時は今より症状は重く、同じ等級というのは明らかに不自然でした。認定日当時の等級が2級と3級では、平成25年11月(認定日)から現在までさかのぼって受給できる金額が大きく異なります

 

男性は当事務所に相談に来られ、審査請求を行うことにしました。この男性の場合、障害認定日から1年以上経過していたため、前回のブログの中でお話ししたように2枚の診断書が必要です。それぞれの診断書を比較すると、認定日当時と現在の障害状態の違いは明らかでした。

審査請求の結果、認定日当時は2級であることが認められました。このように認定日請求をする場合、認定日当時の等級が適切であるかどうか、現在の診断書との比較はどうかといった確認を行うことも大切です。

 

 

それでは今日はこの辺で。

※個人情報のため初診日等は実際の日付と異なります。

 

 

 

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