「眼瞼けいれん」と「眼瞼のけいれん」は違う病気?
2018年4月18日
今月13日、森田千葉県都知事がまぶたの手術を受けたという報道がありました。ただ正式な病名などは判っておらず、似たような症状を持つ患者さんから専門医療機関への問い合わせが相次いでいます。
専門医である井上眼科病院名誉院長・井上雅登氏によると、「眼瞼けいれん」と「眼瞼のけいれん」は全く異なると言います。
眼瞼けいれんは神経系の難病で、脳の神経回路の伝達の不具合により起こります。症状としてはまぶたが開きにくい、まぶたを開けようとしても閉じてしまう等、また羞明や眼の周辺の不快感などがあります。
一方眼瞼のけいれんは顔面けいれんとも呼ばれ、顔面神経が血管により圧迫される病気です。そのため筋肉のけいれんによりまぶたがけいれんし開けにくくなるといった具合です。
進行すると頬や口の周りの筋肉もけいれんしますが手術により95%は治癒できるそうです。
また眼瞼けいれんは障害年金の対象疾病でもありますが、障害年金が認定されるためにはいくつかの高いハードルが存在します。
過去に当事務所で眼瞼けいれんにて障害年金を請求した事例がありますので合わせてご覧ください。
引用元:yomiDr.
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