障害年金の不支給率が上昇。厚労省が一部判断を見直し
2025年9月25日
昨年度、障害年金の審査において不支給とされた割合が前年度より上昇したことを受け、厚生労働省は点検を実施しました。
無作為抽出の調査で、不支給率は前年度比4.6ポイント増の13%に達し、全体では1万8982件が不支給とされています。
特に精神障害に関する昨年4月~7月の2895件を再検証した結果、日常生活への影響や回復の見通しを重視して見直しを行い、124件(4.3%)について支給へと判断を改めました。
厚労省は、「認定基準から逸脱した事実は確認できない」としつつ、適切性を欠いた結果があったと説明しています。
今後は昨年度分の点検を年内に終え、さらに今年度分の状況も調査し、進捗を毎月公表する方針です。
引用元:NHKニュース