東京地裁 一型糖尿病患者に障害基礎年金の支給を命じる
2022年7月27日
一型糖尿病患者が障害基礎年金2級該当が認められないのは不当だとし、訴えていた裁判で東京地裁は国の不支給決定は違法であるとし、年金を支給するよう命じました。
障害年金は障害厚生年金は3級までありますが、障害基礎年金の場合2級までしかありません。
今回訴えを起こした都内の女性は障害基礎年金の請求で、年金を受給するためには2級以上で認定を得る必要があります。
しかし、2級の基準である「日常生活に著しい制限がある」に該当しないとし、国は女性の請求を退け不支給としていました。
これに対し女性は国を相手取り5年前に提訴。
原告側は国に控訴しないよう求めていますが、厚労省は「関係省庁と協議の上適切に対応したい」とのことです。
引用元:NHKニュース