扶養照会でためらわれる生活保護申請
2021年2月10日
生活保護を申請する際に、生活保護の必要性を確認するため親族等に援助が可能かどうかの確認を行う「扶養申請」が申請を躊躇することにつながっているとして支援団体が制度の見直しを求める署名を厚生労働省に提出しました。
東京の支援団体が相談会に訪れた方にアンケートを取った結果、約80%の人が生活保護を受けておらず、うち約30%が「家族に知られるのが嫌だから」といった理由でした。
支援団体は「都内一部の自治体に聞き取りを行ったところ、扶養照会で親族からの援助に結びつくことはほとんどなく、国には必要な支援を求めたい」と話しています。
引用元:NHK