世界保健機構(WHO)、「ゲーム障害」を新疾病に
2018年6月20日
世界保健機構はゲームのやりすぎで日常生活に大きな支障をきたす「ゲーム障害」を新疾病に認定しました。
ゲーム障害は特に子どもが発症しやすい傾向にあり、昼夜逆転したり外出や入浴ができなくなったりと一度発症すると本人だけの力ではなかなか抜け出すことはできません。
重度患者の場合家族に注意を受けた際暴力行為を行ったり大人であれば職を失ったりするケースも散見されます。
スマホ等の端末が普及し始めたことでこのゲーム障害に陥る人が増加し、今では世界各国で事態は深刻化しています。
依存症の一つとして国際疾病分類に加わったことで研究が進み、治療法が確立されることが期待されます。
ちなみに障害年金においてゲーム依存症と同じギャンブル依存症やアルコール依存症等の障害は現在のところ一切対象疾病とされていません。
引用元:東京新聞