身体障害者手帳、進行性疾患に早期認定を
2018年3月7日
厚生労働省が身体障害認定を受ける際、急速に進行する疾患について早期認定を行うよう全国の自治体に通知を行いました。
身体障害者手帳の交付は認定医が作成した診断書を自治体に提出し認定を受けるといった流れですが、身体障害者手帳が交付される際の認定基準として「症状固定である」といった項目があります。
この症状固定の概念は以前眼瞼痙攣のシリーズの中でお伝えした考え方と同じです。
これまでは障害状態が将来にわたって不変であるものに限定し認定を行ってきた自治体もありましたが、今後は不変であるものに限定せず「障害が将来にわたって回復する見込みが極めて少ないものであれば足りる」としました。
今後は症状が変動する疾病にについても早期に認定が行われるものと期待されます。
引用元:毎日新聞