(50代・男性)
2016年3月17日
Yさんは仕事中、突然胸の苦しさと激しい頭痛に襲われ、救急車にて緊急搬送されました。ただちに病院でCT検査を行ったところ、医師より「脳出血である」と診断されます。すぐに専門の病院へと移り、入院。入院後心不全をきたし、心臓への負荷を軽減するための利尿剤が投与されます。その後脳内血種を取り除く手術が行われましたが心不全は悪化し、人工呼吸器が装着されました。一時意識不明となりましたが、治療継続により症状は改善。3ヶ月ほどで退院することができました。
退院後はリハビリのため、別病院へと転院。リハビリ治療を継続しましたが、後遺症により四肢麻痺が残り、車いすでの生活となりました。Yさんは就労はもちろん単身での生活も不可能です。トイレや入浴、外出などすべての日常生活動作において全面的な介助を必要とする状態です。