「目の見えない人が見ている世界」(アンドリュー・リーランド 著)
2026年4月15日
幼い頃から「見えにくさ」と向き合いながら過ごしてきたアンドリュー・リーランドは、大学1年の終わりに母の勧めでUCLAの眼科を受診します。
長時間に及ぶ検査の結果、進行性の疾患である網膜色素変性症(RP)と診断されました。
その後、約30年にわたる受容の歩みを綴ったエッセイ『目の見えない人が見ている世界』は、ピューリッツァー賞メモワール部門の最終候補に選ばれ、ニューヨーク・タイムズやAmazonなどでも高く評価されています。
著者は小学生の頃に発症し、長い年月をかけて徐々に視力を失っていきます。
本作では、視覚の変化に伴う人間関係の変化や、「見えない」状態で感じる世界のあり方について、自ら取材や体験を重ねながら丁寧に描かれています。
自己のアイデンティティに対する葛藤と尽きることのない好奇心が交錯する本書は、紀行的な要素も備えた読み応えのある作品となっています。
引用元:YAHOO!JAPANニュース


