脳脊髄液減少症の少年、夢は「医者になる」
2018年5月11日
京都府長岡京市に住む18才の藤田春満さんは小学生の頃から吐き気や腹痛に悩まされていました。
何年にもわたりドクターショッピングをするも原因は分からず、脳脊髄液減少症の専門外来がある明舞中央病院(明石市)で検査したところ病名が確定しました。
脳脊髄液減少症は主に交通事故など外部からの強い衝撃が加わることにより発症するケースが多いのですが、藤田さんの場合そういったきっかけがなく、またこの病気の主症状である頭痛やめまいがないことからなかなか病名を突き止めることができませんでした。
藤田さんは病名が分かったあと、すぐにブラッドパッチを行い徐々に症状は回復しています。
この脳脊髄液減少症は障害年金の対象疾病ですが、認定困難事例として取り扱われています。
また脳脊髄液減少症はこれまで「肢体」の診断書を使用していましたが、障害状態をより適切に反映させるため今年から「その他」の診断書に変更となっています。
引用元:神戸新聞NEXT