障害年金請求は自分でできる? 専門家活用の必要性について
2026年5月14日
みなさん、こんにちは。
前回は、障害年金請求に時間を要する理由についてお話しいたしました。
今回は、個人で請求を進める場合に生じやすい課題や、専門家へ相談する重要性についてお伝えいたします。

個人で障害年金請求を行う場合、まずは年金事務所の予約からスタートする必要があります。
しかし、時期によっては年金事務所の予約が1か月先になることも珍しくありません。
また、受診していた病院が1,2か所程度で、事後重症請求というシンプルなケースであれば、比較的スムーズに手続きを進められる場合もあります。
一方で、複数の医療機関を転々としており、初診日の確定が難しいケースでは、何度も年金事務所へ相談や確認を行わなければならず、非常に労力を要することがあります。
さらに、過去に遡って請求する認定日請求や、20歳前傷病による請求、認定日以降に婚姻した場合やお子様が生まれた場合などには、追加の書類提出が必要となる場合もあります。
提出書類が増えると、その分不備が発生する可能性も高くなります。
そのたびに年金事務所へ足を運ぶ必要が生じ、結果として、さらに多くの時間を要してしまうケースもあります。
もっとも、個人でもスムーズに請求できるケースはありますので、まずは一度専門家へ相談してみるとよいでしょう。
前回の記事でもお伝えしたように、複雑なケースを個人で進めた結果、途中で手続きを断念してしまい、本来受給権があるにもかかわらず、受給につながらないまま終わってしまう方も実際にいらっしゃいます。
また、新規裁定で不支給となり、その後、審査請求、再審査請求へと進む場合には、個人で対応することは容易ではなく、専門家が介入した方が望ましいケースも多いと言えます。
そして、再審査請求まで進んだ場合には、最終的な結論が出るまでに約2年程度かかります。
事後重症請求の場合は提出した翌月分から支給が開始されます。
つまり、請求が1か月遅れるだけでも、その分の年金を受け取れなくなってしまいます。
そのため、請求できる可能性があると分かった時点で、できるだけ早く動き出すことが大切なのです。
それでは、本日はこの辺で。
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