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障害年金請求の現場から ― 決定までに時間がかかる背景とは?

2026年5月8日 

みなさん、こんにちは。

 

前回は、うつ病による障害年金請求について、支給決定まで平均で半年程度を要するという内容の記事をお伝えしました。

 

 

本日は、前回記事に関連して障害年金請求の決定までに実際どの程度の時間がかかるのかについて、もう少し掘り下げてお話しいたします。

 

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まず、うつ病に限らず、障害年金は請求書類を提出してから認定されるまでに、おおむね2,3か月程度を要するのが現状です。

 

 

その期間を差し引くと、専門家が受任してから提出に至るまでに約3か月程度かかっている計算になりますが、これは本当にケースバイケースです。

 

 

例えば、これまでに複数の医療機関を受診している方や、初診日が何十年も前にある方については、初診日の確定に相当な時間を要する場合があります

 

また、初診日が確定し、医療機関へ診断書作成を依頼した後も、病院によっては診断書の完成まで2か月以上待つケースがあります。

当事務所でも、最長で3か月程度待った経験があります

 

 

 

そのような場合、何度も病院へ進捗確認やお願いを行いますが、作成に時間を要する医療機関では、なかなか診断書が完成しないことも少なくありません。

 

 

さらに、請求後に保険者側からさらなる追加資料の提出等の要望を受け返戻となった場合には、追加で時間を要することになります。

 

 

最近、精神障害の請求で特によく見られるのが、より詳細な日常生活状況や就労状況の提出を求められるケースです。

 

 

これは機構独自の様式によるもので、就労状況については、仕事内容、職場から受けている援助内容、1か月の勤務日数や給与、通勤方法や通勤時間など、非常に細かな事項について回答を求められます

 

 

また、日常生活状況についても、日常生活における障害の影響や周囲からの援助状況について具体的に記載する必要があります。

食事、掃除、金銭管理、通院状況など約9項目について回答を求められるため、かなり負担の大きい作業となります

 

 

さらに、単身生活をされている方については、単身生活となった理由や開始時期などについても、明確に説明しなければなりません。

 

 

精神障害による請求においては、保険者側が生活状況や就労状況を非常に重視して審査していることが分かりますね。

 

 

次回は、個人で請求を行う場合に生じやすい課題や、専門家へ相談するメリットについてお話しいたします。

 

 

 

それでは、本日はこの辺で。

 

 

 

 

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