(40代・男性)
2017年5月1日
Fさんは起床時、突然腰に痛みを感じました。腰の痛みは日に日に増し、加えて左足にしびれが伴うようになりました。心配に思ったFさんは整形外科を受診。精密検査の結果、ヘルニアであることが分かりました。すぐに薬物療法を開始しましたが、全く効果がありません。そのためより専門的な病院へと転院。医師より腰椎椎間板ヘルニアであることが告げられました。
すぐに手術が必要とのことで、即入院後ヘルニア摘出術が行われました。術後の経過は思わしくなく、歩行すら困難です。仕事にも支障をきたし始めたため長年勤めてきた会社をやむなく退職。その後も腰痛や下肢の痛みは治まらず、薬物治療やリハビリ行うも改善は見られませんでした。
Fさんはより専門的な治療を行うため別病院へ転院。そこでブロック注射やボルト埋込術等が行われました。それでも激しい腰痛及び下肢痛は治まることはありませんでした。
Fさんは現在もリハビリを継続していますが、下肢には感覚麻痺が残存し5分以上の歩行は不可能です。常に杖を手放すことができず、激しい腰痛及び下肢痛のため就労すら困難な状態です。